← AIアシスト トップへ戻る
Quick Start Guide

AIに 音声からマニュアル・議事録 を
作ってもらうって、何をやっているの?

スマホで音声を録って、AIで文字起こし→構造化。3つの用途(マニュアル / プチ議事録 / 会議議事録)それぞれに最適化したプロンプトを使い分けます。

⏱ 読了 約3分🎯 はじめて触れる方向け💡 詳細解説は別ガイドへ
01 まず

用途は3つ。プロンプトを使い分けるだけ

同じ「音声→AI」でも、ゴールが違えば必要な出力構造も違います。本AIアシストでは、3つの用途それぞれに最適化したプロンプトを用意。あなたが「何を作りたいか」で選ぶだけ。

📘
USE CASE A

マニュアル作成

ベテランの作業説明を、新人向けマニュアルに。「やること」と「なぜそうするのか」をセットで構造化。

音声時間:5〜30分
出力構造:はじめに/原則/ステップ手順/コツ/Q&A
例:溶接、段取替、検査基準
💬
USE CASE B

プチ打ち合わせ議事録

現場の立ち話・朝礼・5分ミーティングから、要点・決定事項・ToDoだけを抽出。シンプル&スピード重視。

音声時間:3〜15分
出力構造:要点/決定事項/ToDo(誰・いつまでに)
例:朝礼メモ、現場打合せ
📋
USE CASE C

会議議事録

正式な会議から、議題ごとに「討議内容→決定事項→課題→次アクション」を網羅的に構造化。

音声時間:30分〜2時間
出力構造:議題別「背景/討議/決定/課題/ToDo」
例:経営会議、品質会議、改善報告会
💡 ポイント 迷ったらまず「USE CASE B:プチ打ち合わせ議事録」から試すのがおすすめ。録音時間が短く、出力もシンプルなので、AIアシストに慣れる第一歩として最適です。
02 AIがやっていること

4ステップで「音声→Word/Docの完成品」

音声を録ってから完成品が出てくるまで、共通の4ステップで進みます。文字起こしのツールと構造化AIだけを用途に合わせて選ぶイメージです。

1

音声を録る

スマホの録音アプリ、ICレコーダー、Zoomの録画機能など、手元にあるもので十分です。

マニュアル:ベテランに作業説明をしてもらいながら録音 / プチ議事録:朝礼や現場での打ち合わせを録音 / 会議議事録:会議をZoom録画もしくはICレコーダーで録音

2

AIで文字起こし

音声ファイル(mp3/m4a/wavなど)をAIにアップロードして文字起こし。短い音声ならGemini、長い音声や複数ファイルならNotebookLMが便利です。

Gemini:「+」→「ファイルをアップロード」→「添付資料を文字起こしして」 / NotebookLM:「新規作成」→「ソースをアップロード」→自動で文字起こし

⚡ ワンクリックで本文だけコピー:NotebookLMの文字起こしは、専用のChrome拡張「NotebookLM Source Copier」を使うと、ソースガイドやファイル名を除外して本文だけを1クリックで取り出せます。STEP3への受け渡しがぐっとラクに。→ 拡張機能を入れる

3

AIで用途別構造化

文字起こしされたテキストを、用途別プロンプト(マニュアル / プチ議事録 / 会議議事録)と一緒にAIに渡します。Claude / ChatGPT / Geminiから好きなAIを選択。

プロンプトの構造:役割定義(あなたは◯◯担当者です)→ 元データ(文字起こし)→ 出力構成案 → 制約条件(命令形で、箇条書きで、など)。AIが指定構造に沿って整形してくれます。

4

Word/Googleドキュメントで出力

完成した文書はGoogleドキュメントへエクスポートでき、必要ならWord形式にも変換可能。改訂履歴を残しながら社内で運用していきます。

Gemini Canvas:「作成」ボタン→「Googleドキュメントにエクスポート」 / Claude:マークダウン出力→コピペでDoc/Wordへ / ChatGPT:Markdownテーブルをそのまま貼り付け

03 文字起こしAIの選び方

機密データを守るなら、NotebookLM一択

クライアント企業の音声には、取引先名・人事情報・原価データなど機密が含まれます。2026年5月時点で「個人版でも学習データに使われない」と明示しているのはNotebookLMだけ。他のAIは設定でオプトアウトが必要、または法人版が必要です。

ツール学習利用(デフォルト)履歴保存機密対応備考
NotebookLM 個人/Plus/Workspace使われないあり個人版でも学習に使われない設計。機密含む音声の第一選択
Gemini for Workspace 契約者使われないありWorkspace契約があれば最強。Canvas→Doc出力が一本で完結。
Gemini個人版 無料/Advanced活動オフ必須活動オン時のみ「Keep Activity」をオフにすれば学習されないが、履歴も72hで消失。
Claude for Work Team/Ent/API使われないあり法人案件で機密度が高い場合の安心オプション。
Claude個人版 Pro/Freeopt-out必須あり2025年9月から学習デフォルトONに変更。設定でオフ必須。
ChatGPT個人版 Plus/Freeopt-out必須あり「Data Controls」で「Improve the model」をオフに。
Notta / PLAUD 専用ツールプラン次第あり話者分離・タイムスタンプに強み。プライバシー規約は契約前に確認。
💡 結論:用途別の推奨組み合わせ
クライアントがGoogle Workspace契約者なら:NotebookLM→Gemini for Workspaceで全工程完結。
Workspace未契約・機密度が高い案件:NotebookLMで文字起こし→Claude for Work(or Team)で構造化。
個人事業主・小規模で予算重視:NotebookLM個人版→Claude Pro(設定確認必須)。
詳細は考え方ガイドSECTION 04を参照。
04 会話のイメージ

こんなプロンプトと対話で進みます

「マニュアル作成」を例に、AIとのやりとりがどう進むかを見てみましょう。プロンプトをコピペして、文字起こし結果と一緒に渡すだけです。

💬 AIとの対話サンプル(マニュアル作成)
USER
【プロンプト全文を貼り付け】

<文字起こしデータ>
溶接でのポイントは、仮止め溶接で寸法の微調整をしてから本溶接をするということです。金属は熱を加えるとどうしても歪みます……(以下、文字起こし全文)
AI
承知しました。溶接作業マニュアルを以下の構成で作成しますね。
✅ 改訂履歴 / ✅ はじめに / ✅ 【最重要】溶接の基本原則(なぜ仮止めが重要か)/ ✅ 具体的な作業手順(ステップ1〜4)/ ✅ 道具の使い方とコツ / ✅ トラブルシューティング(Q&A)
では作成します……
USER
(AIがマニュアル全文を構造化して出力)
ありがとう!ステップ3「本溶接」のところに、もう少し具体的なコツを追加できる?
AI
承知しました。文字起こしデータの中で本溶接に関する記述を再確認し、「強めに溶接する場所」「弱めに叩く場所」のコツを追加します……(修正版を出力)
💡 ここがポイント プロンプトには「元データに記載されていない情報は含めないでください」と明記しています。これにより、AIが勝手に推測・捏造することを防ぎ、現場の言葉だけで構成されたマニュアルが作れます。
05 出てくる結果

用途ごとにこんな成果物が出てきます

3つの用途それぞれで、最終的に得られる文書の形式とサンプルです。すべてWord/Googleドキュメントに貼り付けて運用できます。

📊 サンプル出力 USE CASE A:マニュアル

溶接作業 基本手順マニュアル(新人用)

改訂履歴 / Ver.1.0 / 2026/01/15 新規作成 / 古澤
1. はじめに

このマニュアルは、新入社員の皆さんが溶接作業の基本的な手順と、特に重要な「歪み(ひずみ)」や「仮止め」の考え方を理解するために作成しました。

2. 【最重要】溶接の基本原則

溶接作業で最も重要な考え方は、「いきなり本溶接をしない」ということです。必ず「仮止め」から始めましょう。
なぜ仮止めが重要なのか?金属は熱を加えると必ず歪みが発生します。最初から頑丈に溶接してしまうと、後からこの歪みを修正するのが非常に困難になります。

3. 具体的な作業手順

・ステップ1:側面の整形と仮止め溶接 / ・ステップ2:底面四隅の整形と仮止め / ・ステップ3:本溶接(強めに)/ ・ステップ4:仕上げ(軽めに叩いて整形)

💡 AIからのコメント: 文字起こしデータには「Q. R部分がへこんでしまったら?」という想定質問への明確な回答が見当たりませんでした。先輩社員にヒアリングして、Q&Aセクションを追記することをお勧めします。
📊 サンプル出力 USE CASE B:プチ議事録

朝礼メモ(2026/01/15 8:00-8:15)

参加者:山田課長、佐藤、田中、鈴木 / 場所:第2工場 加工ライン
要点(3項目)

・昨日の不良品3件は、すべて素材ロット#A12由来。先方に連絡済み / ・段取替時間が目標15分に対し平均23分。改善活動を再開する / ・金曜の品質会議で発表する資料、佐藤が今週中にドラフト

決定事項

・素材ロット#A12は使用停止。代替ロット#A14に切替 / ・段取替の動画撮影を今週中に実施(鈴木が録画担当)

ToDo
担当内容期限
佐藤品質会議資料ドラフト1/19(金)
鈴木段取替の動画撮影今週中
田中素材ロット切替を生産管理に連絡本日中
💡 AIからのコメント:「段取替の改善活動を再開」という決定について、過去の改善活動資料の参照や、誰が中心メンバーになるかが議論されていませんでした。次回の朝礼で確認することをお勧めします。
📊 サンプル出力 USE CASE C:会議議事録

第38回 品質改善委員会 議事録

日時:2026/01/15(月) 14:00-15:30 / 場所:本社会議室A / 参加者:8名
議題1:第3四半期の品質指標レビュー

背景/現状:不良率は前期比+0.3pt(1.2%→1.5%)と悪化。主因は新規取引先からの素材バラツキ。
討議内容:受入検査の厳格化(A案)か、取引先への改善要求(B案)かで意見が割れた。
決定事項:A・Bの併用。受入検査は2/1から強化、取引先には2/5までに改善計画を要求。
課題:受入検査強化に伴う検査員の追加配置(1名)が必要。人事と要相談。

ネクストアクション一覧
No内容担当期限
1受入検査強化要領の策定品質保証部 鈴木1/29
2検査員1名追加の人事相談製造部 田中課長1/22
3取引先への改善計画要求書送付調達部 佐藤1/20
💡 AIからのコメント: 議題1の「受入検査強化」は、運用負荷が継続するため、コスト増分の試算と、半年後の効果測定タイミングを次回会議で明確化することをお勧めします。
06 始めてみる

さあ、音声をAIに渡してみましょう

まずは「考え方ガイド」で文字起こしツールの選び方と用途別の使い分けを確認。または、プロンプトページから3用途のいずれかを選んでスタート。

📖 考え方ガイド(詳細)

文字起こしツールの選び方、3用途の使い分け原則、音声収録のコツ、よくある落とし穴まで詳細解説。

詳細ガイドを開く →

📋 Claude用プロンプト

3用途タブで切替。コピーボタンですぐに使えます。文章生成のバランス感が良い。

Claudeで始める →

📋 ChatGPT用プロンプト

Markdownテーブル多用版。GPT-4o推奨。構造化された出力に強い。

ChatGPTで始める →

📋 Gemini用プロンプト

他の2つと同じ1本のプロンプト。Canvas機能と組合せれば、文字起こし→マニュアル化が一本で完結。

Geminiで始める →